<がん性腹水に免疫療法が有効> |
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今年度のがん治療における最大のトピックスは、がん性腹水を抗体療法(免疫療法)を用いて
治療する方法が認可されたことです。 ※抗EpCAM標的抗体 Removab(Catumaxomab) (2009年5月欧州で承認 TRION社) 【有効な疾患】 卵巣がん(上皮性)、胃、大腸、膵臓など上皮性のがんで、がん性腹膜炎から生じたがん性腹水。 【従来の治療法】 1)腹水を抜く → 抜いた直後は楽になるが、すぐに貯留し低蛋白血症(低アルブミン) を引き起こす。 2)アルブミンの補充 → 1ヶ月の投与量に制限を決めている病院が多い。 3)腹腔内抗がん剤注入 → 全身投与程ではないが副作用もあり、何よりも殆どの医療機関でこの治療法を行わない。 Removvabは免疫療法のため、ほとんど副作用なしに腹水を改善するだけでなく、 平均生存期間の延長をもたらす効果がある。(Phase3で証明されている。) <参考文献> 2008年ASCO No.3000 British Journal Cancer 2008年ASCO GI No.106,120 2007 Aug 97(3)315〜321 2007年ASCO No.3046 Journal of Immunotherapy 2009年ASCO No.e16571 2009 Feb 32(2)195〜202 日本においても今年夏〜秋には使用可能になるのではないかと思います。 |
| 2009年6月16日 |
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