臓器別治療法


<がん遺伝子療法の現状 〜近くて遠い実用化〜>


■様々ながん遺伝子療法

1)腫瘍を自殺させる作用のもの
 (a)Cerepro+Ganciclovir
 (b)Rexin-G・・・輸入規制(米国、フィリピンのみ使用可能)

2)がん抑制遺伝子(P53)を利用するもの
 (a)Advexin
 (b)Gendicine・・・効果は不明

3)がんの成長を妨害する遺伝子(アンチセンス)を利用するもの
 (a)OGX-011

4)がんワクチン
 (a)TroVax・・・腎がん
 (b)LovaxinC・・・子宮頸がん
 (c)LovaxinNY, LovaxinP・・・卵巣がん、肺がん、前立腺がん

5)患者自身の免疫向上ワクチン
 (a)OncoVEX
 (b)GVAX
 (c)TNF erade・・・サイトカインで腫瘍を攻撃する。
 (d)CEA/TRICOM・・・CEA(腫瘍マーカー)を生成するがんがターゲット

■しかし実用化には遠い道のり

1)既に開発されているが日本には導入できないもの
 ・Rexin-G
 ・Gendicine

2)認可申請中又は開発を断念したもの
 ・Advexin・・・米国:不許可、欧州:認可申請中
 ・GVAX・・・開発中止(前立腺がんのみ)
 ・Cerepro・・・認可申請中

3)PhaseU/Vまで進行中のもの
 ・LovaxinC, NY, P・・・PhaseU
 ・GVAX・・・膵臓がん、CMLでは開発するか不明
 ・OGX-011・・・PhaseU
 ・TNF erade・・・PhaseU
 ・OncoVEX・・・PhaseU
 ・CEA/TRICOM・・・PhaseU/V
 ・TroVax・・・PhaseU(開発中止の可能性あり)


Advexin P53遺伝子変異陽性の全てのがん患者
→ P53遺伝子を調べておく(血液検査で可)
Cerepro 悪性脳腫瘍のみ
CEA/TRICOM、PANVAC 血液中CEAが高値の全ての固形がん患者
全ての腺がん対象
TNF erade 膵臓がん、食道がん、頭頚部がん、メラノーマで有効性あり
GVAX 開発継続なら膵臓がん、CMLでは有望だが・・・。


2008年12月11日


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