臓器別治療法


<すべての胃がん患者はEGFR陽性かどうか調べるべき
全体の約30%が陽性で分子標的薬が有効>


 
 胃がんの分子標的薬としてハーセプチンが承認されたのは昨年春ですがそれ以外にも胃がんに対して様々な分子標的薬とバイオマーカーが研究されています。ACTS−GC試験などの研究より次に有効な分子標的薬とバイオマーカーが明らかになりつつあります。

その1つにEGFRの発現があり3プラス(強陽性)、2プラス(中等度陽性)がそれぞれ約10%、約20%胃がん全体であります。

EGFR陽性例は陰性例に比べて予後が悪く、再発率も10%程度高いとされています。やや分化型に多い傾向があります。

このEGFR陽性例に対してHER2陽性のハーセプチンのようにEGFR陽性例では分子標的薬のNimotuzumabが有効と臨床試験で報告されており当サイトではこの結果を受けて全ての胃がん患者はEGFR陽性かどうかを調べる事を推奨します。

 EGFR陽性の場合

1、ステージ3A、3B以上の再発予防にNimotuzumabの追加 

2、切除不能・再発胃がんのSecond-line以降に分化型ではCPT−11+Nimotuzumab、
  未分化型ではタキサン系+Nimotuzumabの併用療法を推奨します。

 まずは検査を行い調べるべきです。



2012年2月6日


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