<がんの骨転移にゾメタを使用していますか> |
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2007年ASCOの発表で注目度ベスト3に入ったもののうち、肝臓がんにおけるネクサバールの効果、
甲状腺髄様がんにおけるネクサバールの効果に次いで、第3位を挙げるとしたらNo.9013の発表
「全ての固形がんの骨転移にゾメタが有効であり、ゾメタの使用が疼痛緩和に役立つのみならず
その生存期間を延長する」でしょう。 これによって、例えば東大附属病院耳鼻科の某医師から(院内に立派な緩和ケア科がありますが) 「がんの骨転移にはゾメタなど効かないし、第一そんな薬聞いたことがない。」などと言われ、 ゾメタの使用を拒まれた骨転移患者が、ゾメタの投与だけわざわざ別の病院で行わなければならないと いうような悲劇は減少するに違いありません。 (ちなみにゾメタは「全ての固形がんの骨転移」に保険適応とされています。) (1)疾患別(全て骨転移があった例)
(2)医療機関別
(3)総括 骨転移がある場合、ゾメタの使用は全ての固形がんに保険適応でもあり、100%近い使用が予想されたが、 約56%と半数強の例にしか使用されていないというショッキングな結果になった。 特に痛みを取る専門医がいるはずの緩和ケア科で50%の患者でしか使用していない事実は、 緩和ケア科の存在意義を問うことにもなる。 血液がん、乳がん、肺がん以外でのゾメタの使用がほぼゼロだった大学病院は、 患者の痛みにもう少し関心を持つべきであろう。 診療科ごとに見ると、泌尿器科、耳鼻科、脳神経外科で、ゾメタ使用の低さが目立った。 安倍首相が語ったように、少なくともがん治療に携わる医師は、自分のやりたい治療のみ行うのではなく、 緩和医療をある程度は学ぶべきであろう。 又、緩和ケアを専門にする医療機関で、痛み止めの薬を含めて安い薬しか使用しない傾向が一部にある。 何のための緩和ケアなのか、医療機関の金儲けのためなのか、よく考えていただきたい。 |
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| 2007年8月17日 |
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