<稀ながん情報アラカルト> |
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1)Neurofibromatosisi Type2(NF2)に対して、タルセバが初めて有効性が明らかになる。 (2008年ASCO No.2045) これまで皮膚神経繊維腫症に対しては切除以外治療法がなく、化学療法、放射線療法全て無効とされていましたが、 ついに有効な薬が出現しました。私の中では2008年ASCOの注目すべき論文のベスト3に入ります。 ぜひ多くの国内医療機関でもこの臨床試験を行って頂きたいものです。本当に画期的な論文だと思われます。 2)GBM(グリオブラストーマ)に対してテモダール、アルキル化剤、放射線療法に耐性化した場合はCPT-11+アバスチン が、Third-line以降の標準的療法として確立した。 (2008年ASCO No.2021, 2026, 13011など多数) 3)軟骨肉腫Chondrosarcomaに対して、ホルモン剤であるアロマターゼ阻害剤が有効である。 (2008年ASCO No.10542) これもまた注目すべき論文です。軟部肉腫の中でも軟骨肉腫には有効な治療法がなく切除のみでしたが、 初めて有効な治療法があることが示された貴重な論文です。 このタイプには軟部肉腫の新薬であるET-743も効果がありません。 4)Hemangiopericytoma血管外皮細胞腫に対してテモダール+アバスチン併用療法が79%に有効、14%に現状維持という優れた成績。 (2008年ASCO No.10512) これも有効な治療法がないとされた種類のがんですが、ようやく治療法が確立しました。 5)胸腺がんに対して既にタルセバ、イレッサの有効性が証明されているが、耐性化した場合 アバスチンを併用する事で60%の症例で現状維持を延長できる。 (2008年ASCO No.19087) 以上、あまり他に治療情報がない稀な疾患を取り上げてみましたが、この他にも取り上げて欲しい疾患がありましたら、 当サイトまで是非お申し出ください。 当サイトは多くのがん治療医が関心を払わない稀ながんの方でも見捨てる事なく治療情報を紹介していきたいと思います。 |
| 2008年8月19日 |
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