<難治性骨髄異形性症候群(MDS)に対してVidazaは有効であり、
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芽球が多いMDS(RAEB、RAEB inT)には現在のところまで確定した治療法はなく、幹細胞移植(ミニ移植を含む)が
唯一完治の期待できる治療法です。しかし危険性があり、リスクの高い治療法です。 残念ながら化学療法では少量Ara-C療法を含めて延命効果があるというエビデンスはなく、 分化誘導療法で唯一効果があるというエビデンスのある治療法はVidazaのみです。 2008年9月現在までに日本で、MDSに対してVidazaを投与した経験を報告します。 1)患者内訳 RAEB: 1名 RAEB in T: 2名 TMDS: 1名 (計4名・50〜70歳代) 2)効果 いずれも芽球の減少が見られ、白血病への移行を遅らせる効果が期待できます。 1クールの投与で芽球の減少期間は3〜6週間程度でした。 3)併用療法 いずれの投与例でもG-CSF投与を必要としました。 入院を必要とする重篤な感染症を生じた例はありませんが、抗生剤の投与を必要とした例はあります。 また輸血の頻度は化学療法施行や無経過に比べて減少する傾向があります。 4)他の副作用 通常の化学療法と異なりVidazaは外来で投与できQOLも低下させないため、高齢者でも 比較的安全に投与できる薬と考えられます。 (結論) 幹細胞移植が適応とならない全てのHigh Risk MDSの例で、Vidazaは化学療法よりも優先して行われるべき治療法である。 Vidazaが適応となるMDSでは最優先してこの治療法を行うべきであり、QOLを大幅に低下させる化学療法を 優先して行う必要は全くないと思われる。 この記事をぜひ最寄の血液内科医に伝え、事実かどうか聞いてみるのもよろしいでしょう。 |
| 2008年9月22日 |
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