<甲状腺がん、軟部肉腫の治療の進歩 〜2008年ASCO発表より> |
|
1)スーテントは甲状腺がんに有効 〜THYSU試験より (2008年ASCO No.6058) この結果より髄様がんを除く甲状腺がんはスーテントが投与されるべき薬となりました。 他にも以下のような報告があります。 ・13%で縮小し68%で現状維持。(2008年ASCO No.6025) ・スーテント+アバスチン併用療法で縮小が見られた。(2008年ASCO No.352) 2)スーテントとパクリタキセルの併用療法は血管肉腫に有効 (2008年ASCO No.14629) 既に2007年ASCO No.10002、10033でパクリタキセルの有効性が確かめられましたが、 この併用療法では更に有効性が向上します。 3)軟部肉腫に対してアリムタの投与は21%で縮小、46%で現状維持の効果がある。 (2008年ASCO No.10575) 4)甲状腺がんの1つである髄様がんでは2007年ASCOでネクサバールの有効性が確かめられ、 First-lineとしての地位が確立したが、スーテントでは現状維持という結果が出た。 (2008年ASCO No.6062、6025) 5)血管外皮腫(hemangiopericytoma)にもついに治療法が確立 (2008年ASCO No.10512) テモダール+アバスチン併用療法で14人中11人に縮小したという画期的な成果を挙げました。 この分野の治療法は殆どのがん専門医、専門病院は無関心かもしれませんが、少しずつ治療法は進歩しています。 どうか少しでもこの情報が役立つように祈ります。 |
| 2008年12月26日 |
>>臓器別治療法Topへ |
| Since 2004 Copyright (C) Takaki Imamura, All rights reserved. |