臓器別治療法


<子宮頸がんに対するDoxil、GEM、VNRの投与>


1.CBDCA+Doxil
 投与年齢35.8‐84.1歳(平均64歳) 50例

(副作用)
 血液学的異常がかなり少ないのが特徴。
 (従来のアドリアマイシンでは考えにくい)
 腹痛6/50、倦怠感4/50、吐き気4/50、息切れ3/50、
 大半が初回投与時に出現

 CR:2例  PR:12例  SD:13例  PD:23例
 奏功率:28% 腫瘍制御率:54%

 子宮頸がんの再発・転移時におけるSalvage療法としては比較的優れた治療法と考えられる。 副作用が少ないのも魅力であろうし、何よりも外来投与可能な治療法と言う点でも優れている。

2.CDDP+GEM
 CDDP:50mg day1 GEM:600‐1000mg day1.8.15 
 4週おきに投与

(副作用)
 1のCBDCA+Doxilに比べて血液学的毒性が強いのが特徴であり、欠点。  またGEMの量によっては全身倦怠感が強く出て、CDDPの吐き気も高頻度。

 CR:2例 PR:2例 SD:10例 PD:10例
 奏効率:16.6% 腫瘍制御率:58.3%

 1と2では効果、副作用共に1が優れているが2は保険内で投与可能という点で勝る。
 しかし言うまでもなくDoxilは海外輸入薬剤であり、1の投与量であると一月20万円ぐらいかかる計算になる。

2004年8月6日


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