<神経内分泌がんにネクサバールは一定の有効性を持つ
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神経内分泌がんは、肺神経内分泌がん(大細胞がんの一部)、カルチノイド
(消化器、肺、咽喉頭、肝臓など)、膵臓内分泌腫瘍を含みます。 言うまでもなく神経内分泌がんは症例が少なく、エビデンスがある治療法が少ないのですが、 ザノザール、サンドスタチンなど標準的治療法についでスーテントが一昨年のASCOで好成績を 出しており、second-lineとして十分評価できます。 当方でも既にこれらの腫瘍に日本で初めてスーテントを使用し、好成績を出しています。 (日本国内では臨床試験はまだ行われていないため) 今回の発表抄録4504では、これらのがんに分子標的薬であるネクサバールを単独で使用しており、 全身倦怠感が9%生じ、G3以上の副作用で最も注意すべきものです。 当方でも既にネクサバールは肝細胞がん、メラノーマ、非小細胞性肺がん、腎臓がんなどに 使用していますが、やはり要注意は全身倦怠感、高血圧、皮膚反応です。 そのため日本人に使用する場合はスーテントと同様減量、休薬期間の設定が望ましいでしょう。 しかし腫瘍縮小効果はスーテントよりやや低いようです。そのためスーテントの費用が高い場合、 若干ネクサバールのほうが安く、しかも副作用もスーテントより軽度なので、使い分けることが望ましいでしょう。 症例が少ないため、個別化診療が苦手な日本のがん専門病院では放置されてしまいがちな疾患ですが、 (ザノザールでさえ未だに認可されない)当サイトはこうしたがん専門病院が放置してしまいがちな 稀な疾患にもできるだけ目を配りたいと思います。 |
| 2007年7月9日 |
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