臓器別治療法


<膵臓がんの治療法比較>


2004年ASCO 抄録4011より
GEM+CDDP
高用量GEM
GEM+Docetaxol
GEM+CPT-11

(比較項目)
1.好中球減少 A>B>C>D A:51% B:47% C:26% D:15%
2.感染症 C>B>D>A A: 2% B:10% C:17% D: 4%
3.貧血  A>C>D>B A:18% B: 4% C:11% D: 9%
4.血小板減少 A>B>D>C A:45% B:19% C: 7% D:17%
5.倦怠感 C>D>A>B A:16% B:11% C:19% D:17%
6.吐き気 A>C>D>B A:22% B:11% C:19% D:17%
7.下痢 >C>B>A A: 0% B: 2% C: 9% D:20%

<コメント>
 これらの治療法は奏功率、平均生存期間ともに大差がないのは周知の事実であるので、第一選択としては副作用が少ないものを選びたい。5?7の自覚症状が比較的優れているのはBである。それに対し血液data的に副作用が少ないのはDであり、全体的にAは副作用が強い傾向がうかがわれる。A、場合によりCもどちらかというと入院が必要とされる可能性が高い。従い、この中で1つ選ぶときは私ならDを選ぶ。Dは下痢さえ気をつければ比較的副作用も少なく、外来投与が可能であろう。しかしそれ以上に優れているレジメはやはりGEM+5-FU、GEM+カペシタビン(TS-1)であり、ま ずすべての膵臓がん患者に対して試みられるべき治療法であろう。

2004年8月7日


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