<免疫療法Removabの投与報告
|
| Catumaxomab(レモバブ Removab)は現在日本で唯一エビデンスが確立している免疫療法ですが現在までに2名の方の投与成績を経過報告します。ちなみにこれ以外の日本で行われている全ての免疫療法と言われている治療法は国際的な承認を受けておらず確立されてはいません。レモバブは欧州EUにて承認され保険内で使用されています。 症例1、卵巣がん腹膜播種+大量腹水 50歳代女性 TJ療法、ドキシル、ラステット内服などの治療法に全て耐性化し腹膜播種が進行したため腹水大量貯留。そのためCPT−11使用できず緩和ケアを勧められる。 Removabの投与により腹水が減少し腫瘍マーカーCA125 35000→13000と低下。食欲が改善し全身状態も改善。今後Removabの投与を継続しながら今後GEM,アブラキサンをベースとした化学療法の再開も考慮中。レモバブは単独だけではなく抗がん剤治療と併用も可能です。 症例2、胃がん腹膜播種+大量腹水 60歳代男性 標準療法に抵抗性となり腹膜播種が進行し腹水大量貯留。上向いて睡眠できない状況と腹水を2l抜いても3日程度で直ぐたまる状況だったがRemovabとアブラキサンを交互に併用することで腹水著名に減少。現在2コース終了。この直近1ヵ月では腹水抜いたのはわずか1回のみ。 CEA 50000以上→27000へ低下。 現在まだレモバブの投与は2例ですがいずれも治療効果がありQOLと腹水の減少に効果が見られました。主な副作用は穿刺部位の疼痛と発熱でいずれも一時的なもので副作用は全く問題なく緩和ケアのみを施行されている全身状態の悪いがん末期と診断されている例でも無事に投与可能です。やはり免疫療法は副作用が殆どないことがと利点ですが現在までの日本国内での免疫療法は効果が疑問視されていました。 がこのレモバブは欧州EUにて承認され投与実積が多くの医療機関で確認されていますのでその点はクリアできていると思われます。 しかし実際に投与して判明したことはレモバブの投与は高額な費用(月45〜60万円)がかかること、投与に非常に手間がかかることを考えると当サイトでの投与希望者の一般公募を中止し1ヵ月3〜4名以内の限定募集に切り替えます。募集定員になりましたらその月は募集を終了します。 注意事項 ・現在申し込みから投与するまで、輸入の時間が3週間程度要しますので ご注意ください。 ・申し込まれてからのキャンセル返金はレモバブの特徴上残念ながらできません。 ・投与の手間を考えると当面他の医療機関での日本国内での投与は不可能と 思われます。 |
| 2010年11月24日 |
>>緊急レポートTopへ |
| Since 2004 Copyright (C) Takaki Imamura, All rights reserved. |