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<ET-743(trabectedin)を卵巣がんにどう使用するか>


 海洋生物ホヤから生成されたET-743は軟部肉腫だけでなく、卵巣がんにも有効だという報告が幾つかあります。 2007年ASCO抄録5579、2006年ASCO抄録5031、2004年ASCO抄録5579など多々挙げられます。

1)Trabectedinは単独投与で充分奏効し、second-line以降でも奏効率が30%以上あり期待できる。 また腫瘍制御率が(CR+PR+SD)60%を超える点も注目である。

2)3〜4週おき投与のほうが毎週投与より奏効しやすい。少量分割投与が通用しない。

3)3時間投与でも24時間連続投与でも奏効性に差がない。

4)白金製剤に耐性化した例での奏効性が特に高いのが注目される。 従い、卵巣がんにET-743を使用するべき時期は、白金製剤+タキサン系、ドキシル、CPT-11以降でも良いかと思われる。


※以前掲載していた記事を一時削除しておりましたが、2008年5月より日本での購入が可能となったため、 この度、再掲載しました。

2008年4月28日


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