<オキザプラチンやタキソールなどにもたらされる神経障害、
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〜ASCO抄録No.16513より〜 (背景) ガバペンチンは、多発性神経障害性疼痛症候群の治療に有効であることが報告されている。 今回のレトロスペクティブな試験では、放射線粘膜炎に関連する疼痛の治療でのガバペンチンの 有効性について、放射線療法(RT)を受けた頭頚部がん患者を対象として評価する。 (方法) 今回のレトロスペクティブな試験には、同時併用または寛解導入化学療法を併用せずRTを受けた 頭頚部がん患者30例を組み入れる。 強度変調放射線療法(IMRT)を同時追加法(concomitant boost technique)で計画し、線量(中央値) 54Gy、63Gyおよび66Gyをそれぞれ、低リスク臨床腫瘍体積(CTV)、高リスクCTV、および追加標的体積 へ照射した(30〜34回の分割照射)。 ガバペンチンの用量漸増をRTの第2週から開始し、600mg/日を1週間で2700mg/日まで増量した。 麻薬性鎮痛薬(Roxicodone)を必要に応じて処方した。 (結果) 26例(86%)では、最初の2週間のRT施行中に鎮痛薬を必要としなかった。ただし、26例中24例では グレード1および/または2の粘膜炎が発現した。 第3週および第4週のRT施行期間中、28例(93%)にガバペンチン2700mg/日(中央値)を投与し、 低用量の麻薬性鎮痛薬(Roxicodone 15〜30mg/日)を適切な疼痛管理のためガバペンチンに追加したのは わずか3例(10%)であった。ただし、グレード2以上の粘膜炎が22例で発現した。 第5週および第6週には、28例(93%)でガバペンチン2700mg/日(中央値)の投与を継続し、 Roxicodone 15〜40mg/日を疼痛管理のためガバペンチンに追加したのはわずか10例(35%)であった。 ただし、グレード2以上の粘膜炎が23例で発現した。 今回の患者群ではわずか3%においてRT施行に遅延が発生した。ガバペンチンは、忍容性が良好で、 患者の13%で軽度の副作用(傾眠、悪心、または嘔吐)が発現したのみであった。 これらの副作用も用量減量または投与スケジュールの変更により管理することができた。 (結論) ガバペンチンは、IMRTを受けた頭頚部がん患者の放射線粘膜炎関連の疼痛の治療において、有効であり 忍容性も良好である。 さらに、ガバペンチンを2700mg/日で投与すれば、麻薬性鎮痛薬を使用する必要性は抑えることができるか、 または全くなくすることができるということも実証できた。 |
| 2007年10月25日 |
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