<日本におけるLapatinib(タイケルブ)の使い方は正しいのか?
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ようやく日本で認可されたLapatinibですが、ほとんどのがん拠点病院において誤った使い方がされている実情があります。 現在多くのがん拠点病院でLapatinibはハーセプチンに代わる薬として使用されており、ハーセプチンが耐性化した時に使用する薬としてしか認識されていないようです。 LapatinibはHER2陰性でも奏功する場合があるのですが、がん患者がそうした訴えをしてもがん拠点病院では一笑され相手にされないという 馬鹿げた話を耳にします。 残念ですがLapatinibという薬の特徴をろくに理解しない医師が、がん拠点病院に沢山いるという事実を改めて指摘しなくてはなりません。 そこで当サイトでは改めてLapatinibの特徴を述べたいと思います。 (※参考文献 Journal of clinical oncology vol27, No24, 2009 p3908-3915) 1)HER2陽性、ER陽性、PR陽性の場合: タイケルブの使用はメリットがあります。 2)HER2陽性、ER陰性、PR陰性の場合: タイケルブの効果が最大になるケースです。 3)HER2陰性、ER陰性、PR陰性の場合: タイケルブの使用はメリットはありません。 4)HER2陰性、ER陽性、PR強陽性の場合: タイケルブの使用はメリットはありません。 5)HER2陰性、ER陽性、PR弱陽性の場合: タイケルブの使用は大きなメリットがあります。 6)HER2陰性、ER陽性、PR陰性の場合: タイケルブの使用は逆効果の可能性があります。 Lapatinibは単にHER2陽性乳がんでハーセプチンが耐性化した時に自動的に変更するべき薬ではありません。 また特に上記5の場合、日本のがん拠点病院でLapatinibの使用を考慮する医師が殆どいないという現実があります。勉強不足と言わざるをえません。 LapatinibはHER2だけでなく、ホルモンレセプターのステータスが重要な薬であることをもう少し認識する必要があります。(EGFRは無関係のようです。) ※この記事の内容をお疑いの方はぜひ参考文献をご覧下さい。 |
| 2009年9月17日 |
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