新薬の情報


<オキサリプラチンやタキソール、カルボプラチンなどの副作用である手足のしびれに対してリリカ(プレガバリン、pregabalin)は有効で
健康保険内で使用可能になる>


 オキサリプラチンなどの手足のしびれは蓄積性で一度重度化すると不可逆的に改善しないケースが多いです。しかし日本の消化器医達はしばしばこの副作用を軽視し患者のQOLを無視した治療を行っています。薬に効果があるから止めるのはもったいないという理屈です。
ですがリリカが日本国内にて末梢神経障害性疼痛に保険認可されオキサリプラチンなどの手足のしびれに対して有効だと言う論文が出たため(Anticancer research 30.2927-2934,2010) もはやこうした抗がん剤の副作用の手足のしびれに対してリリカを使用しないのは医師の怠慢、あるいは勉強不足といわれてもやむ得ないでしょう。ちなみにリリカは世界110の国で承認されている薬です。日本での承認は2010年11月と東・東南アジアでは承認されていない国は北朝鮮とカンボジア、ラオスぐらいしかない承認の遅さでしたが。
 どこの医療機関でも使用できる薬ですから痺れに対して使用しないことは医療機関としては許されないと思います。


2010年12月22日


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